tag:blogger.com,1999:blog-1036849864091698700.post4883950260005776837..comments2023-12-10T20:31:58.305+09:00Comments on ProgLyrics(プログレッシヴ・ロック名詞選): 「スタグネーション」ジェネシスもんえもんhttp://www.blogger.com/profile/11050563226685109914noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-1036849864091698700.post-13635048099615924582011-03-01T12:18:12.100+09:002011-03-01T12:18:12.100+09:00ご丁寧なコメントをありがとうございました。
1970年前後という時代背景を考えると、東西冷戦という...ご丁寧なコメントをありがとうございました。<br /><br />1970年前後という時代背景を考えると、東西冷戦という最終戦争の恐怖だけでなくベトナム戦争という「今も戦い死んでいる同じ若者たちがいる」という現実もあったわけですよね。<br /><br />だから当時のイギリスの若者の間には、戦争を止められない政治家や体制、あるいは宗教への不満とともに、何もできないどころか、安穏と平和をむさぼっているかのような自分たちへの批判や無力感や苛立ちみたいなものも確かにあったのだろうと思います。<br /><br />Pink Floydの「狂気」の中の曲「Us and Them」にもそんな思いが込められている気がします。<br /> <br />しかしこの「侵入」のPeter Gabrielのボーカルはいいですねぇ。このアルバムをご紹介いただいてとても良かったです。<br /><br />TAKAMOTAKAMOnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-1036849864091698700.post-82659300169400582522011-03-01T11:47:40.454+09:002011-03-01T11:47:40.454+09:00ほぼ私のリクエストに応える形で『侵入』のこの曲を取り上げてくださり、本当にありがとうございます。
一...ほぼ私のリクエストに応える形で『侵入』のこの曲を取り上げてくださり、本当にありがとうございます。<br />一読して大変な熱意をもって作業にあたってくださったことが伝わってまいりました。<br />この曲がアルバムの白眉だというはまったく同意見です。<br />叙情的な雰囲気をところどころで裏切るかのような歌詞、次々に移り変わる情景、<br />ジェネシスの曲の中でも最高傑作の類だと個人的には思います。<br /><br />>「僕」は、地上に戻ったその場所から、一歩も動いていないのかもしれない。<br />これは見事な解釈だと思いました。<br />断末魔という解釈もいいですね。<br />情景の激変がきれいに説明される、論理的考察だと思います。<br />この曲の魅力を再発見したように思いました。<br />ありがとうございました。<br /><br />言うことはないのですが、少しだけ個人的に感じたことを付け加えされていただきます。<br /><br />Who smile from bodies free<br /><br />私はこれを、体が拘束されていない、行きたいところへいける自由な西側の人間という風に捉えました。<br />つまり、幸せに見える西側の人間も欺瞞と腐敗の中にいるんじゃないかと。それが最後に、『自分の中の汚物を洗い流したい』という叫びとなって爆発する。<br />私はこれを聴いて当時の英国の若者の、冷戦の最中にあって平安な生活を送る自分達に対する深い疑問のようなものが根底にあるんじゃないかと感じました。<br /><br />そんなわけで『月』は単純に東側、ソビエト連邦の象徴なんじゃないかと思っていました。<br />手の届かない遠く、でも『君はそこにいる』からまた仲良くできるんじゃないかと。<br />………絶望の中の希望、ですよね。<br />『氷のようにつめたいナイフがやってきている』。だからそれを見ないようにして。すでに幻想の中かもしれません。<br /><br />物言わぬ鏡のそばで ………この部分綺麗ですよね。<br /><br />人類が滅びて丘には平和がある。<br />やるせなさを感じる歌です。はぐパンnoreply@blogger.com